歌劇としてのギアス

今週何回観たかもう覚えていないほど最終回を観ている。その繰り返しの中で思ったのだが、制作時にどの程度音楽をあわせた状態で台詞の録音を行ったのか気になる作りであると思えた。最期の5回くらいは映像を見ずに音だけ聞いていたのだが、その中で感じたのが、音楽と台詞の合致感がものすごいと言うことである。しかも音楽に引っ張られるという感じでモノ無いのが凄い。これは台詞を創る段階で、この役者がこの役にあわせて普通にしゃべるとこの台詞でこの音楽に合うという感じで組み立てられていることになるのではと思わせる感じで有った。特にルル山の演技の音楽に対する相方は半端無い。素敵の一言に過ぎると感じるモノだった。さてこれからもう一回観直そう。