民主主義ってなんだろう

民主主義という不思議な仕組み (ちくまプリマー新書)

民主主義という不思議な仕組み (ちくまプリマー新書)

民主主義では、選挙を通して選ばれた人が政治を行うという事になるのだが、その中で選ぶ責任とか言うものが取りざたされる事がある。最近このことに違和感を感じる事が多くなってきている。何がおかしく感じるのかというと、政治を行う主体というものはあくまで政治家として出てきた人にあるものなのでは無いかという話だ。選ぶ側はその人が政治を行うことの可否を問うているだけであり、その人の判断が良い悪いに関して責を問われるというのはおかしく感じてしまうのである。
体制としての政治が、行われてからかなり経っているのだろうが、これからは政党といったグループでの話ではなく、より個人的な属性が問われた政治が行われていく様になると良いと思う。
最後に、選挙で選ばれるためだけに、選挙の時だけ声を大きくしてがなり立てるというのは単なる騒音を出しているだけのものとして無くしていく方向に是非とも持って行って欲しいものである。
上で貼っている本の内容とは関係の無いエントリになったが、言いたいことをまとめただけなので仕方の無い話だろう。