凄い面白かった
ソード・ワールド2.0リプレイ 七剣刃クロニクル(1) (富士見ドラゴンブック)
- 作者: グループSNE,秋田みやび,戸部淑
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2012/11/20
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 10回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
どんなリプレイ読む時もそうなんだけど、最初ってとても取っ付きにくいところを感じてしまうんだよね。自分の良く知っている世界、自分の良く知る能力を持つキャラたち、そしてGM。書き手が一緒だとその人の世界観っていうものが出てくるものだし、リプレイといえどシナリオを書いているひとの色が出てくるものなのだろうけど、リプレイの場合、演じるキャラクタがそれぞれ生身の人だからその人たちの考え方みたいなものが色々な所で出て来ていて、それらが新鮮な所も有るが、取っ付きにくい誰が誰で何故そんな行動をとっているのか解らないって感じで違和感を感じる場合が出て来る。
しかし、それが何度も読んでいるうちに、各々のキャラのロールが見えて来てソレがまた作品の味の一つとしてしっくり自分の中に入って来る。リプレイってGMだけで創ってる物語ではないんだな、と改めて感じた新シリーズ第1巻でした。
今回は何時もののんびりとしたあとがきが無かったのが少し残念ですが、ついこの間新米女神が出た所なので、ソコまでは求め過ぎという所でしょうか。
このシリーズも何処へ向かって行くのかのんびりと眺めて行きたいです。