今週のお題

「私の2009年上半期」だそうだ。今年になってから、このBlogでの「題字」を一月ごとに変えている。まあ、今年になってからといっても2月からだが。最初に始めがのが、2月の題字として
「梅の香りを桜にもたせ 枝垂れ柳に咲かせたい」
を載せたところ。このときはこの言葉を収録していた、本の影響と後職場の机に飾っていたカレンダの絵の影響で、一月同じ言葉を眺めてみるのも良いことなのかなあと思い、軽い気持ちで始めたのであった。
3月の言葉は苦労した。結局
「よこしまになき事をおもふ所」
に落ち着いたのだが、コレを選ぶ前までは、2月と同じ本より選ぶ事を前提に色々考えていたのだ。
だけれども、どうしてもこの言葉を題字にしたくて、「自分が好きな言葉を載せて何が悪い」位のノリでこの言葉を3月の題字にしたのであった。
四月は割とすんなり決めることが出来た。「どれだけ長くこの仕事をやってても満足のいくプレイができたことは一度もないが、」この言葉はこの言葉の元となった本を読み始めて本当に良かったと思える言葉であった。世の中にはこんな言葉を紡げる人、またそれを引き出せる人が居るんだなあ、と感動した言葉でここに載せるべきして選ばれた言葉であった。
五月の題字は少し選び方が変わっている。五月の初めより、ハイクで「今日のひとこと」としてつぶやいた中から選んだモノだからだ。五月分はつぶやき始めということもあり「あわてない」というものを選んだ。結構良い言葉だと思ったのだが、ハイクに力を入れすぎたこともあり、この言葉をかみしめることが出来なかった。
そして六月である。期せずして、社長の本から「常識にとらわれない」という言葉を選んだ訳だが、この言葉は五月の「あわてない」と陸続きの言葉として選んでいる。真逆の言葉の様に感じるが、己を中心に持ってきている言葉としてどちらも含蓄を含んだモノであると感じている。今月の言葉の人物にも当て嵌まる、「自分で考えたモノ」というモノが、きちんとそこに有る人の言葉として含蓄の有るモノであると感じられるモノである。
来月の言葉を何にするか後半戦に入ったが、考えさせられる言葉に日々出会う状況で楽しみが尽きないと言った趣である。