ローリングストーン選集１ Pete Townshend

そうかもしれない。どれだけ長くこの仕事をやってても満足のいくプレイができたことは一度もないが、当時はもっとひどかったんだ。

1968年9月28日のインタビューらしい。ゆっくりと読み始めて、上の言葉に行き当たったとき、ああ凄い人が喋っているんだと実感させられた。ローリングストーンのインタビューって言うと、Music News – Rolling Stone位しか知らなかったが、この本を見たときに「ああ、これはじっくり腰を据えて読もう」と感じさせられた。トップバッターのピート　タウンゼントというこの人のことを私は全く知らないが、上記引用から続く述懐を読んで、凄いモノが見えている人なのだろうなあと感じさせられた。今更追いかけたとしても足下にもたどり着くことは叶わないだろうが、モノの見方の片鱗でも見る事が出来ればと感じさせられたインタビューで有った。
これからもう一度じっくり読み返してみたい。

「ローリング・ストーン」インタビュー選集 世界を変えた40人の言葉