一番長い日

昨日行われたA級順位戦最終局を録画で観た。終盤で集中して放送されていた佐藤vs木村戦はすごい迫力だった。中継が始まった時点で佐藤さんは時間を使い切っており、一分将棋になっていて、その中でもギリギリまで考えて手を打っていく姿はすごみを感じられた。それを受けてたつ木村さんの方も、さすがに和服姿で来ているだけあって、こちらも気魄十分といった感じであった。
最後の差し回しは深浦さん、橋本さんの解説で色々と手を予想しながらの放送になっていたのだが、いくつもの読みの出てこなかった展開や、そのせいで起きた詰みの有りそうな筋等どちらが勝つのかわからないとてもスリリングな展開となっていた。終わってしまうのがもったいないほどの将棋であったが、最終的には佐藤さんの勝利ということになっていた。
とても良い将棋だったのでこれはハイクにはれるかなと思って見に行ったらもう望夫さんが貼っていた。→h:keyword:これは名局
はやいなあ。

他に面白かった点

    • 棋士の皆さんの登場風景

A級順位戦最終局 大盤解説会(その4) - 将棋連盟 道場blogを観ていて行方さん取り逃しかなと思っていたら、この後登場した件。ギリギリというのはどうなんだろう。
和服を着られた2名はもっと早くにこられていたようです。

    • 谷川さん投げるの速すぎ

最後の中継が始まったら、挑戦者決定の話が。69手目っていくら何でも速く無いだろうか。いくら相手が羽生さんだからといってももう少し打ってくれても良かったのではないだろうか。

11時まで進んだところで千日手打ち直しっていうのも凄いなと思った。

    • モグモグ

感想略。

終盤の流れてというのはとても緊張感が有り、観ていてとても楽しかった。映像が有るというのは有る意味、言葉はいらないくらい伝わるモノがあるんだなあと感じた。