まったりとまとめてみる

http://d.hatena.ne.jp/waseda23/20071210/1197270243
大元は分裂さんのところですが、考えとしてこちらに近い気がしたのでこちらに対してLinkしておく。上でも結論は出ているようだけど自分の考えたことくらいは残しておきたい気にさせるエントリだったので、まったりとまとめていきたい。
毎日、朝から晩まで好きで好きでたまらなく好きでというものを持っている人は、自分の好きなものから毎日時々刻々と新たなる感動や、何がなんだかわからないといったこの世のものとは思えない難問を与えられ続けている。そのため、好きを貫いている人というのは飽きがくることなく自分の好きな対象に対して没入できる。そのように対象を愛し続けるうちに気がつけばパラノイドになっているという訳で有る。

パラノイドだけが生き残る。

好きを貫ける人がどういう人か紹介するためだけに梅田さんの文章が書かれているとは思えないのでもう少し考えてみる。ここでみるべき点はWeb上に集められているという知識に関してである。現在の知識に関するオープン化は梅田さんの本の中でも多数取り上げられている通りだが、これが進むとどうなるのだろうか。私は、最先端の知識がすぐに高速道路化することを梅田さんは危惧しているのだと思う。知識がすぐに高速道路化されてしまうとすれば、その知識というものには付加価値をつけることができない。ちょっと変わったことをやってみたとしてもすぐに整備されて、ただ同然で皆に行き渡るようになるだろう。そうなったとき、価値を見いだせるのは、道を切り開いている人のみということになるのではないだろうか。そのように考えると梅田さんの呼びかけというのは、実に切実な話なのではないかと思えてくる。
知識の価値というものがただ同然になるときに、どのような知恵を持ってサバイブするか、今後もまったりと考えてみたい。

追記

http://blog.japan.cnet.com/umeda/archives/001172.html
梅田さんの本が手元にないので、上を引用しておく。この人の話も混ぜて書きたかったが、文章がうまくまとまらなくて断念。また次回に何か書こう。