政治に関するエトセトラ

昨日、今日のエントリでいくつか政治に関するものを取り上げていたが、どれもしっくりとこないものがあった。問題は、政治を行いたいものが政治を行う。そして行った結果に対しての責任はその人が負う。という二つを持った仕組みを作り出すということを念頭に置きたいのに、それが目指せる形に出来ていないことが一番の要因である。
民主主義という言葉は、西洋の歴史の中から生まれてきているものでその内容は最初に「制限をかける」事が第一に考えられたシステムであるということになる。そのようにすることで防げる問題も有るのだろうけれどもやはり政治というものに対する束縛と、不要な力のかけ方をしなくてはならないということには変わりが無い。政治というものを上手く行うという事に関して正解は無いのかもしれないが、それでも正解に近い答えが出せる人がのびのびと活動が行える様に政治というシステムも変わっていけないか考えてしまう。それが危険な思想と紙一重なのは重々承知しているが、それでも凡庸なシステムに身をさらすよりは良いのではないかと考えてしまう。