読んだ

戦う司書と恋する爆弾 (スーパーダッシュ文庫)

戦う司書と雷の愚者 BOOK2 (集英社スーパーダッシュ文庫)

まだ、既刊分も読み終わっていないが、とりあえず２巻までの感想を。内容に触れるところもあるので、まずは当たり障りのないところから始める。それなりに楽しめる話だった。

１巻を読み始めたときには、あまりに重苦しくて一度は、読むのをあきらめたほどだが、その時にパラパラとめくってみたラストの部分が気になったので、読み直した。過去の姫のはまり位置が、最後の一片が出てくるまでまったく認識できていなかったのには驚いた。やはり自分は想像力が足りないなあ。ああ、書いていて思うがこれは続きにしておいた方が良いなあ。
２巻目まで読んで思うったが、この話は基本的にミステリ仕立てなのだと思う。それも探偵のいないタイプの。最終的にそこまでの流れがきれいにはまるのがとても美しく仕立て上げられた、謎の提示とその種明かしになっているのだなあと思わされた。今後もその流れになっていくのかどうか分からないが、とても楽しめた話であった。