役に立たざる事をせざる事

先月の題字より。その九。というか最後の言葉になっている。役に立つか立たないか分からないのであれば、やってみれば良い。やってみて役に立たないと判断すればそれは即刻捨て去るべきである。修行の身の内はどれが役に立つのか立たないのかという「判断」で失敗することもある。分からなければとりあえずやっとけという割と脳天気な判定を下していたのが自分の若い頃ではあるが、まあ判断が付かないなら立ち止まるより走り出した方がインジャネくらいののりが必要なのではないだろうか。