]新卒しか採らないのは

採ったことがないからとか。今の選考基準がどうなっているか知らないが(というかこれまでの選考基準も知らないが)、まあ企業毎にそれなりにあり人事は各部署がほしがっている人員をそれなりにそろえて用意するという「システム」が出来ているのだろう。いままではその中に大学に対する求人広告のようなものがあり、その中で出てきた人を観て採ってきたのだろう。このあたりは言い方は悪いが「流れ作業」という形で「処理」が出来る物である。人事の人も業務として行えるレベルの物であると思われる。
ただし、ここ最近は各年の状況により採用自体が有ったり無かったりしてきている。このため、採用の無かった年の人が「損をしている」という状況が、新卒採用云々という話にみえる。しかし、そのような状況だからといって、採る側として「システム」にのっていない方法を取ることは大変なことになる。聞きに行く場所も異なれば、採用条件なども個々に考えなくてはならない。そもそも「システム」にだけ依存した人が中堅からその部署の責任者まで固まっていれば、動かそうにも動く事は難しいと思われる。色々と漏れ聞こえてはいるのだろうが、やろうという声を上げるには自発的な動きは起こし辛いと思われる。
結局取る側として積極的に推進する意味が見いだせないから、いままで通りの採り方続けているというのが実情では無いだろうか。まあ、採用基準が同じでも良いという並びにするにしても、「システム」から外れるというのは結構ストレスのかかる物なのだろう。個人的にはこんな「保守的」な考え方で人を選んでいるところよりも「ご飯の食べっぷり」なんかで選択している、豪快な所の方が将来的には良いのでは無いかと思えるがなあ。
追記
書き終わってふと思った。新卒は大学行けばあえるけど、中途の人って何処に行けばあえるんだろう。企業側が場を設けるのかなあ。「中途採用したいけど会いかたが分かりません」とかいう間の抜けた採用担当もいたりして。