選択をするという能力

2006-06-20経由で読んだhttp://www.toyokeizai.net/online/tk/person/index.php?kiji_no=28の記事に関して。essaさんは羽生さんが他人に頼っているという表現をしているが、自分は、羽生さんがそういう選択をしているという風に読んだ。これまでの羽生さんの高速道路系の話(http://blog.japan.cnet.com/umeda/archives/001909.html)や下の方に貼ってある本などからも、受動的に他の人の意見を受け入れるというよりも指針としてピックアップした人の考えをいくつか参照するといった感じの話に見える。専門家の意見は専門家の意見として聞こうとしている所は確かに素晴らしい事ではあるが、羽生さんのすごいところは「勘による」選択という物が変なバイアスを受けておらず、たとえまだ未熟に思える人の考えであろうとも、見るべきところが有れば、それを取り入れているところであり、また見ているだけでなく実践に移している所でも有ろう。(たしか、そのような趣旨の話を何かの雑誌でしていたような気がする。)とりとめの無い文章だが、情報をただ受けるとるだけでなく自分で実践して理解していくという事が重要であり、強い人、セイリョクの余っている人というのは、実践に移す上方の選択が抜群に上手い人なのだろう。
ちなみに上の梅田さんの所のリンクは、自分が羽生さんの高速道路の話を初めて目にした所であり、またトラックバックの中にたくさんの楽しい記事が貼ってある、興味深いエントリである。後でトラバ先を含めて読み直してみたい。